使う人にちょうど良いものを
himehime「久住さゆり」

新潟市でかぎ針編みスクールと作品を作っているさゆりさん。

お話を伺っていく中で、彼女のこだわりが見えてきました。

 

 

かぎ針編みを知ったのは中学生の頃
でも本格的にやり始めたのは子どもが生まれてから

さゆりさんにかぎ針編みを知ったきっかけを聞いたところ、こんな答えが返ってきました。

「かぎ針編みを知ったのは、中学生の頃。

親から教えてもらったのがきっかけだったはずです。

でも親に聞いても『教えたことはない』って言うんです(笑)」

 

中学生の頃からかぎ針は知ってはいましたが、実際にやり始めたのは大人になってからだとさゆりさんは言います。

 

「実際にかぎ針編みを始めたのは、子どもが生まれてからですね。

子どもが生まれたばかりのときは、外に出かけることもできないので、かぎ針編みで作品を作っていました。」

 

子どもが小さくて別の部屋にいることができなかったときは、かぎ針編みをしながら子育てをしていたと言います。

 

「かぎ針の編み目は一つ一つが大きいので、ちょっとしたミスにもすぐ気がつくんですよ。

だから、『あ、ここがダメだった』と完成してから気付くことが少ないんです。

針と紐があればどこでもできるので、場所を気にしなくていいのもかぎ針のいいところです。」

 

▲himehime久住さゆりさん。とにかくかぎ針を持ってチクチクするのが好きで、「時間があったら何か作っちゃいます」と答えてくれました。

 

「一見難しそうに見えるものでも、基本的な編み方は数種類しかありません。

3パターンくらいの編み方を覚えてしまえば、あとは組み合わせでいろいろな模様が作れるので、楽しいですよ。」

 

「あと、基本的には単純作業なので、単純作業が好きで無心になりたい人はオススメです(笑)」

 

確かにかぎ針編みの作品は、同じ編み方の繰り返しでできています。

単純作業が好きな人は、体験してみてはいかがですか?

 

 

「こんな感じのものが欲しい。でもお店にない。だったら作っちゃおう。」っていつも思っちゃいます

自分で紐を選べるのがかぎ針編みのいいところだと教えてくれました。

 

「私はウールのチクチクした肌触りが苦手なんです。

でも、マフラーとか帽子ってウール素材のものが多いじゃないですか。

形がかわいいって思っても、チクチクするのが苦手で買わなかったこともあるんです。」

 

「その点、自分で編むときは糸から選ぶことができます。

軽いもの、チクチクしないものを選ぶことが多いですね。」

 

▲バッグその1。模様も大きさも自分が好きなものにできるのがかぎ針編みの長所。

 

「服やバッグを買いにお店に行っても、サイズが合わないことってありませんか?

私の母は体が小さいので、市販されてるものって大きすぎるんです。

その点、自分で作る場合は、その人の体のサイズにあったものを作ることができます。

時間はかかってしまいますが、自分に合ったものを作るのは楽しいし、充実感がありますよ。」

 

「子どもの洋服も作ったこともあります。

小さいときはワンピースとして使っていて、大きくなったらガウンとして使っていました。

作り方を知ってると、『こういうものを作りたい。だったらこうしてみよう。』って考えるようになるので、ものを作るのが好きな人はきっと楽しいと思います。

あと、服を1着買うよりも安くなるのもいいところです。」

 

確かに服を買いに行っても、「形はいいのに色が気に入らない」とか「MとLの間だったらちょうどいいのに」と思うときはよくあります。

自分で作る場合は、色・サイズ・素材などにこだわれるのは確かにうれしいことです。

素材やサイズにこだわりたい人は、かぎ針を使って自分が本当に欲しいモノを自分で作ってみてはいかがでしょうか。

 

 

作家として活動し始めたときは、出店用の作品作りが大変

「作家として活動し始めたときは積極的にイベントに参加していたんです。

イベントに参加するにあたっては、モノがないと寂しいじゃないですか。

だから、イベントに向けて作品を作っていったんです。

そうすると、今度は在庫がどんどん溜まっていってしまって・・・

今は、そのときに作ったものを写真に残しているので、実際にある商品と写真を見ながらデザインや色をうかがって、お客様のご要望にあったものを作るようにしています。」

 

▲バッグその2。色やサイズを自分好みにすることで、長く使えるものを作ることができます。

 

確かに、実物を見て、「こんな色にできますか?」とか、帽子であれば「もう3センチ、つばを大きくすることはできますか?」という細かいことを伝えられるのは非常にありがたいです。

 

「いろいろなことを注文してくれた方が、その人だけの作品になりますし、大切に使ってくれると思うんですよ。

やっぱり、お客様に喜んでもらえるとうれしいです。

だから、注文をいただいたときには、出来上がりをイメージできるように話をしたり、写真や実際の作品を見ながら話をするようにしています。」

 

 

ずっと使えるものを作って、お客様に喜んでもらいたい

「かぎ針のいいところは、さっきも言いましたが、簡単な編み方の組み合わせでいろいろなものが作れるところです。

だから、アレンジするのも簡単です。

真夏でも電車の中は冷房が効きすぎて寒いときがあるじゃないですか?

そういうときのために、普段はストールとして使うものだけど、羽織ってさらに腕まで通せるものも作ったことがあります。」

 

「こんな感じのものって、お店には売ってないんですよね。
お店にはないけど、実用性があっておしゃれなものを作るのは楽しいですよ。」

 

▲帽子その1。紫外線を通しにくい素材を使うことで、日焼け対策もできます。作品を作る糸から決めることができるのもかぎ針編みの魅力です。

 

「先日、男性のお客様から帽子のオーダーをいただきました。

その方はすごく帽子が好きな方で、頭のサイズやツバの長さまで指定がありました。

ご要望いただいたものを作ってお送りしたら、『すごく気に入りました。これだったらプライベートだけじゃなくて仕事でも使えそうです。本当にありがとうございました。』と喜んでくれました。
こだわりがあればあるほど喜んでくれるので、作る方としてもやりがいがあります。」

「少しくらい難しい要望でも、大体のものは作れると思います。

もし、ものにこだわりたいのであれば、いくらでも言ってください。」

 

 

これからは男性や子ども向けの作品も作っていきたい

これからやってみたいことをうかがったら、次のように答えてくれました。

「今は大人の女性からお問い合わせいただくことが多いのですが、これからは男性や子供向けにも作っていきたいです。

男性って先ほどの帽子を注文してくれた人もそうですが、一つのものにこだわる人が多いので、イメージ通りのものを作ってあげることができるとこちらも嬉しくなります。

今は、かぎ編みを知っている奥様経由で知る人がほとんどなので、もっと多くの人に知ってもらいたいです。」

 

「子供ってすぐに大きくなるじゃないですか。

安いお店で買うのもいいんですが、作ってそれをリメイクしながら使うのもいいですよ。」

 

「あと、私は自分でかぎ針編みをやっていて何で作らなかったんだろうって思っているものがあるんですけど・・・

それは赤ちゃんのファーストシューズ。

今は私の子供も小学校の高学年になって、私が想像している以上のことをするようになっていらいらすることもあります。

でも、子供がもっと小さいときは、『元気に育ってくれればそれだけでOK』って思っていたんです。

ファーストシューズは、それほどスペースを取らずに飾っておけます。

子供が小さいときのものを思い出の品として取っておくと、ふとしたときにそれが目に入ると、当時のことが思い出されるので、いいかなぁと思っています。

シューズである必要はないんですが、子供が使うものを自分で作ったり、あるいはオーダーで作ってもらったりすると、大切にすると思うんです。

かぎ針である必要もありませんが、『こういうものもあるんだよ』っていうのを知っておくだけで選択の幅が広がると思います。」

 

▲帽子その2。以前、男性から注文いただいた帽子を色違いで作った作品。細かいところまでこだわれるのは、自作ならではの魅力です。

 

思い出の品は、いつまでも大切にしていきたいものです。

大切にするのは、こだわったり苦労して作ったりするのも一つの要素になります。

過去振り返ってみると大切にしている思い出の品が一つはあると思います。

思い出の品を残すためにオーダーしてみてはいかがでしょうか。

 

さゆりさんはかぎ針編みも教えています。

小さいお子様連れの方々が集まってかぎ針を学んでいる時間帯もあるとのこと。

「自分で作りたい」という人がいたら、スクールに通ってみてはいかがでしょうか。

 

 

かぎ針編みに興味を持ってくれた方へメッセージ

「難しいように見えるかもしれませんが、かぎ針編みは数種類の編み方で簡単に作品を作ることができます。

そして、単純作業なので、無心になれます。

もし、無心になりたい人がいたら、かぎ針編みをやってみてはいかがですか?」

 

▲バッグその3。糸の色を変えることで、まったく違うイメージになります。「こんな感じがいい」というご要望にもお応えしますので、気軽にお声がけください。

 

作品は以下のサイトから購入することができます。

 

ブログもやっているので、こちらもご覧ください。

 

 

<関連リンク>

minne

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山後マサキ

1980年5月生まれ。新潟県出身。
サラリーマン時代、システムエンジニアとしてシステム導入やサポートのため全国を飛び回る。
現在は「新潟発!地方発!カッコいい自分になろう!」をコンセプトに活動中。