鍼で病気になりにくい体を
はりきゅう清明堂「渡邉清一」

今回のインタビューは、はりきゅう清明堂の渡邉清一さん。

はりきゅうとついていることでわかると思いますが、鍼灸師さんです。

治療家さんは変な人が多いと言われているのってご存知ですか?

その中でも鍼灸師さんは別格との噂もあります。

渡邉さんはすごいこだわりを持っていらっしゃいましたよ。

そう、私のような凡人には理解できないくらいに。

渡邉さんは見た目はちょっと地味ですが、話してみたらおもしろい方です。

この記事で少しでも渡邉さんのおもしろさが伝わるといいなぁ。

 

ちなみに、みなさんの中での鍼灸のイメージってどんなものです?

痛い?熱い?怖い?

これらはどれも違っています。

痛くもないし、熱くもありません。

テレビや雑誌などで、鍼をたくさん刺しているところを見ると「えっ!?」って思ってしまうかもしれませんけどね。

この記事を読んで、鍼灸のイメージが少しでも変わってくれると幸いです。

 

 

鍼灸師になろうと思ったきっかけは『直感』

「清明堂の『清明』は24節気の『清明』から取りました。

『清明』は『万物が清々しく明るく美しいころ』を表します。

うちで治療を受けた人が帰るときには清々しい状態になればいいと思ってつけました。

鍼灸にはいろいろなやり方があるんですが、経絡治療という体の気の流れを整える鍼灸施術をやっています。

医療に関しては、西洋医学的な考え方の方が一般的です。

今は『筋肉が・・・』とか『神経が・・・』と不調を訴えている箇所に鍼をするっていう考え方が多いです。

そういうものは、『鍼灸・接骨院』とセットで名前をつけているところが多いですね。

でも、うちは東洋医学的な考え方で施術をしています。

『気(き)』や『血(けつ)』が円滑に流れていれば健康であるっていう考えが東洋医学の考え方です。

だから、『どこかで気が少なくなったり、滞ったりすると病気になりますよ』っていう考え方をします。

鍼を使って少ないところは増やしてあげて、滞っているところは流してあげるっていうことが施術ですね。

『陰陽五行』とか『五臓六腑』っていう言葉を聞いたことはありませんか?

経絡治療の鍼灸では、五臓六腑の相関関係を陰陽五行から考える方法を取っています。」

 

やばい・・・

わからない・・・

怪しい世界な気がする・・・

友人にも鍼灸師がいるので聞いたことがない世界ではないし、陰陽五行の図は知っています。

でも、わからない。

ごめんなさい、渡邉さん・・・m(_ _)m

 

 

▲陰陽五行の相関図

 

とはいえ、鍼灸師から施術してもらったこともあるので、鍼がどのくらい効くかも知っています。

知らなすぎておもしろくなってきたので、引き続き鍼灸師になるきっかけについて教えてもらいました。

 

直感です。

専門学校で鍼灸を勉強したんですが、専門学校に入るまで鍼灸の施術は一度も受けたことがありませんでした。

高校を卒業するとき、理学療法士になる専門学校に入ろうと思って願書まで出していたんですが、専門学校がいっぱい載っている本の鍼灸にたまたま目が止まって、『これがいい』って直感で思ったんです。

だから理学療法士の専門学校の試験をわざと落ちて、鍼灸学校に入りました。

そもそも理学療法士になろうと思ったのも半分直感みたいなもので、『あっ!これやりたい』って思ったんです。

直感で生きています(笑)」

 

直感でそこまで動けるのはすごい。

というか、鍼灸の施術を受けたこともないのに、経絡治療の鍼灸師になろうっていう行動力がすごい。

私もバスケットボールをやっていたときに、『鍼ってすごいよ』『お灸ってすごいよ』とは聞いてはいたんですが、施術を受けたことはありませんでした。

今となっては、『怪我したとき、病院に行って湿布をもらってくる以外にももっと方法はあったんじゃないか』と思ってしまいました。

 

▲はりきゅう清明堂 渡邉清一さん。治療ではいつも「痛くない鍼」「熱くないお灸」「最速での治療」を心がけています。

 

 

鍼灸の魅力、それは『未病治』

「病気を治すっていう考えもあるんですが、東洋医学では『未病治』という考え方があります。

『未だ病まざるを治す』というのが未病治の意味です。

『最近食欲がないな』とか『寝つきが悪いな』っていう程度の、まだ病気ではないけど何かしらの症状が出ていることがあると思います。

これを未病っていうんですけど、この段階で鍼灸をして治療することによって、のちのちにつながる大きな病気を防ぐことを目的としています。

病気にならない体づくりを目的としているんです。

今でいうと免疫力とか自然治癒力を高めて病気を治せるっていうのが魅力だと思います。」

 

 

鍼灸の施術を受けたことがあるんですが、鍼灸は即効性があります。

かなり効きます。

でも、どっちかと言うと病気になる前に治すというか病気にならない体にすることが本来の目的なんですね。

勉強になります。

 

▲待合室の風景①

 

 

アレルギー、アトピー、花粉症にも効果があります
病院で病名がつかないものにも効果が期待できます

「鍼灸は、慢性にも急性にもどちらにも効果がありますが、僕の場合はどちらかというと慢性の方が得意です。

慢性の場合、病院に行ってもどうにもならなかったり、薬で症状を抑えたりすることが多いです。

病院というか西洋医学はどちらかというと慢性的な病気が苦手だと思うんですが、鍼灸はむしろ体を改善させて免疫力を高めて病気を治す方法なので、慢性でどうしようもない方が得意なのかなと思います。

あとは病院でも病名がつかなくて対処できないという人に施術することもあります。

そのような症状も充分治る可能性がありますね。」

 

新潟シティマラソンで友人の鍼灸師に施術してもらったとき、すごく効いたんです。

右より左が筋肉痛がやばいっていう話をしたら、左を重点的にやってもらって、今度は左のほうが軽くなって、右が重く感じるようになってしまいました。

筋肉痛にも効くけど、病名がついてないものにも効くんですね。

なんでこんなに効くのに、「鍼灸」だけで経営が成り立つところが少ないんでしょうか。

何をやっているかわからない怪しさと、保険が利かないって言うところなのかなぁ。

私個人の意見としては、もっと繁盛してもいいと思います。

 

▲診察室の風景①

 

 

僕はアレルギー、アトピー、花粉症が得意です。

僕もアトピーなんですけど、鍼灸の専門学校行ってから薬をやめて、鍼灸だけでだいぶきれいになりました。

この辺の効能を知らない人が多いので、もっと発信していかなければと思います。

どちらかというと、肩・腰・膝に効くイメージしかないので、もっとがんばらないといけないと思っています。」

 

アレルギーやアトピーなどに効くというのは初耳でした。

鍼灸ってすごいですね。

私の場合、どうしても「なんでそうなるのか」っていうことが知りたくなるんですが、「気の流れ」と言われてもわからない世界にワープしてしまうので、詳しく聞くのはやめておきました(笑)

お子さんでアトピーや小児喘息にお困りの方や、花粉症やアレルギーでお悩みの方は経絡治療をやっている鍼灸院に行ってみてはいかがですか?

アレルギーやアトピーがひどい場合、渡邉さんのオススメはやっぱり経絡治療だそうです。

ただ、「接骨院」や「マッサージ」と一緒にやっているところは経絡治療を行っている可能性が低いとのこと。

また、「接骨院」や「マッサージ」がついていない鍼灸院でも経絡治療をやっていない場合もあるそうです。

逆に「経絡治療」とうたっていなくても東洋医学的な考え方で施術してくれるところもあるらしいのですが。。。

とりあえず、「経絡治療」「東洋医学的な鍼灸」に興味がある場合は渡邉さんが経営している清明堂さんに行くのが良いかも。

「距離が遠くてちょっと・・・」という方がいたら、もしかしたら他の方も紹介できるかもしれません。

もし興味があって紹介してほしいという方がいたら、ご連絡ください。

 

 

道具はもちろん大切
でも手がいちばんの商売道具

「鍼ともぐさを使うんですが、質の良いものを使うようにしています。

あとは一番のこだわりは手ですね。

病院みたいに検査機器とかなくて、手で触って診断するので、手のケアを非常に大事にとしていますね。

ハンドクリームも塗るし、普段から手袋もしています。

手を怪我しそうなこともやりません。

 

手を怪我しそうなこともやらないって、すごいこだわりです。

絆創膏をつけただけでも感覚が狂うからという理由で、刃物も極力使わないらしいですよ?

そこまでのこだわりを持つことは、私にはできません・・・

 

▲商売道具の鍼。

 

 

はりきゅうは痛いとか熱いというイメージがあるので、痛くなく、熱くなく、気持ちがいい施術を心がけています

鍼はほとんど刺さないし、お灸も何にも感じないうちに取ってしまいます。

もぐさの精製具合で、雑なものが混ぜておくぐらいのもぐさもありますし、最後まできれいに余分なものを取り除いたもぐさっていうのもあります。

一番良いやつっていうのが燃焼温度が低いんですよ。

雑なものが入っていれば入っているほど燃焼温度が高くなるので、市販されているお灸は高くなるんだと思います。

お灸で低いやつだと60度くらいですね。

やり方にもよりますが、チクっとするくらいです。

 

気を一番動かせる場所っていうのがあって、そこは皮膚の表面からほんの何ミリくらいのところです。

そこが気を一番大きく動かせるところなので、そこに鍼を持っていきさえすれば十分です。

だから、一般の方がイメージしているほどブスッと鍼を刺すことはありません。

僕の場合、はじめに手足に3〜4本、皮膚に触れさせる程度の身体を整える鍼をします。

あとは針で皮膚を撫でるくらいなので、全然痛くはありません。

 

 

様々な症状に効く鍼灸
患者さんからの喜びの声を聞くと嬉しくなります

「どこに行っても治らなかった人が治ったことがあります。

不妊症の方が子供を授かって、出産できたっていう報告をもらったこともあります。

別の不妊症の方は、病院で検査してどこも異常ないって言われていて、でも1年くらい授かれなかったんですけど、うちに通って1ヶ月〜1ヶ月半くらいなんですけど、最初のタイミングで授かったようです。

安産にも良いので、今も通ってもらっています。

自律神経失調症と呼ばれる症状の方も半年以上通ってもらっていますが、だいぶ楽になったって言ってくれています。

症状はいろいろあって、便秘だったり、肩が痛かったり、食欲がないとか、夜眠れないとかあるんですけど、そういった方でも症状がだんだん良くなってきています。

僕が治すわけではないんですけど、体を整えて気の巡りを良くして、自分の体を治していっている感じですかね。

その方は、ずっと家にこもっていたけど、久しぶりに友達に会ってしゃべったしたっていうことを話してくれました。

そのときに、『元気になったねー』といってもらったとおっしゃっていました。

うちに来る1年前はすごく悪かったらしいですが、今は元気になってきたので、僕としても本当に良かったと思っています。」

 

かなりいろいろなことに効果がある鍼灸。

ホントすごいと思います。

でも敬遠されがちなのはなんでだろう・・・

気とか陰陽五行とか、目に見えないものの話をするから、変態じみたイメージを持たれているのかなぁ・・・

あとは保険が利かないことがネックなのかもしれないですね。

 

どちらにしても、今回教えてもらった例は、とても喜ばしい例ですね。

鍼灸はどんなことにでも利くって思ってしまいますが、渡邉さん的に施術で困っていることも持っていらっしゃいました。

 

▲お灸で使うもぐさ。これくらいの大きさのものをよく使うそうです。

 

 

「リウマチの人もいました。

リウマチの人、本当に痛いときはハサミを使うだけでも痛かったそうです。

その方の施術をしたとき、1回目からかなり楽になったって言ってくれて、今も通ってくれているんですけど、最終的には薬をやめたいと言っています。

今はほとんど痛みはないんですけど、検査数値が下がってくれなくて薬が減らないそうなんです。

薬は弱くなったりしているらしいんですけど、たまに数値が戻ってしまうことがあるらしくて、そうなると薬も戻ってしまうらしいんです。

数値も下げたいんですけど、なかなか下がらなくて困っています。」

 

確かに西洋医学はデータが重要ですからね。

それより、リウマチにも効いちゃいんですね。

薬か手術しか治す方法はないと思っていたのに。

鍼灸、おそるべしです。

 

 

鍼灸に対するハードルの高さの克服が一番の課題

活動するときに苦労するのは、やはり鍼灸に対するハードルが高いということですね。

『痛い、熱いのイメージがあるから嫌』とか『一回行って、すごく痛かったから嫌』という方が結構いらっしゃいます。

鍼灸自体、何に効くかっていうのも知られていないところが多いです。

それは僕たち鍼灸師ががんばって発信していかなければいけないことだと思っています。

何年か前のデータなんですけど、1年間で鍼灸を受けたことがある割合が5〜7%くらいしかないらしいんです。

それくらい鍼灸を受けようっていう人が少ないんです。

患者さんになってくれる人の絶対数が少ないんですよね。

だから、営業的に最初は大変なので、鍼灸だけっていうところが少ないんだと思います。

 

僕、個人的には宣伝とか見ない方なんで、あんまり宣伝はせず、来てくれた人を最速で治すことをとにかく心がけています。

そのためには練習あるのみでした。

どこに行っても治らなかった人が、僕の施術を受けて治ったら、同じように悩んでいる人を紹介してくれて、っていう感じで、どんどん口コミで広がっていきました。

そもそも今の時代に何で『鍼灸ができること』っていうのが知られていないかっていうと、鍼灸って広告の制限がキツいんです。

ホットペッパービューティーやエキテンなどに施術要件とか載せちゃダメなんです。

載せていいのは治療院名と場所と電話番号と写真くらいだけです。

経絡治療をやっています、とかは書いちゃダメなんです。

広告、看板も同様。

今のところ、ホームページだけがグレーゾーンらしくて、規制はかかっていないみたいなんです。」

 

へぇ。

そうなんですね。

知りませんでした。

広告や看板に施術方法を表記できないと、活動するのは大変だろうなと推測できます。

「経絡治療の鍼灸師」ってどうやって集客するのか、すごく興味が出てきました。

別の機会にでも教えてもらってきます(笑)

ついでに、ついにいい鍼灸師さんと悪い鍼灸師さんの見分け方も教えてもらいました。

 

▲待合室の風景②

 

 

「鍼のやり方はどうこう言えないですけど、治療ができる人っていうのは診察診断がきちんとできる人だと思います。

単に肩が痛いから肩に刺すっていう人と、肩が痛い原因っていうのはどこだろうって探せる人、探して説明ができる人が技術というか信頼できる鍼灸師なんだと思います。

例えば、肩が痛い原因は、右肩に常に何かを担いでいるからっていうのはまだ浅いんです。

だって、同じようにものを担いでいても肩が痛くならない人もいるわけですから。

同じ方に重いものを持ち続けても肩が痛くなる人と痛くならない人がいて、なった人はなんで方が痛くなったのかっていうところまで突き詰められないとダメだと思っています。

腰が痛い人も同様です。

『腹筋が足りないから腹筋つけてください』って言うのは簡単ですが、別に腹筋がなくても腰が痛くない人もいます。

それは原因を追求できていないんです。

僕はその原因を五臓六腑だったり、気とか経絡で求めています。

『胃が悪いから痛む』っていう原因がわかると、『冷たいものを取りすぎていませんか?』などの日常生活のケアまでできるんです。

単に技術があって鍼はすごく上手いのに、診断がダメだったから違うところに鍼を刺してしまうこともあるので、問診は大事です。

間違ったところに鍼をしてしまうと、逆に悪くしてしまう恐れがあります。

治せるっていうのはそれだけ壊せるっていうことなので怖いですよね。」

 

鍼が効くっていうのは、逆のことを言うと簡単に壊せてしまうんですね。

このことについては、あんまり深く考えたことがなかったです。

診察できる人、ちゃんと話を聞いて原因を突き止められる人が「いい鍼灸師さん」を見分けるポイントのようですね。

頭に入れておきます。

 

▲待合室の風景③

 

鍼をすること自体が楽しい
そこに苦労はありません

「鍼をすること自体が楽しいので、常に楽しいですね。

だから、苦労を苦労と思っていない感があります。」

 

出たーーーー!!!

職人ってこういう人多いですよね。

 

「朝から晩までやっていたいっていう思いがあります。

来てくれるんだったら、100人でも200人でもやりますよ(笑)

 

将来的にはスタッフを雇って働きながら勉強してもらいたいと思っています。

そして、そこで得た知識や経験を使って経絡治療をやる鍼灸院として開業してもらいたいですね。

そうしたほうが裾野が広がって、困っている患者さんが減って行くから。

僕、今、東洋はり医学会というところに所属しているんですけど、そこで指導したりしています。

気の合う仲間と集まって勉強しています。

 

やっている練習内容としては、診察、診断の練習ですね。

東洋医学っていうのが、四診法っていうのがあります。

 

【望診】

顔色がどうとか、痛い部位が青くなってるねとか、目で見て診断します。

 

【聞診】

声がどんな感じかな、匂いがどうかなということを目以外のところで判断します。

 

【問診】

症状を聞いて、普段の生活を教えてもらったり、原因を探したりします。

 

【切診】

触って診察します。

 

気の流れは経絡で見るんですけど、どこが弱っているのか滞っているのか触ったりとかして見ます。

腹診というのがあるんですが、腹診にもそれぞれ見所があるのでそこを触ったりしますし、脈診っていうので手首の脈を診て、体の状態を判断することもします。

これで、『疲れてるかな』とか『イライラしているな』とかを診ることができます。

あとは鍼ですね。

鍼の最中に、鍼をする人と鍼を受ける人で、体の半分に鍼を刺して、もう半分で脈を診ます。

それで、今力み過ぎてるよとか、実際に感じたことなどをシェアしています。

鍼の技術向上のための勉強会ですね。」

 

病院で受ける診察とは違うんですね。

それを仲間たちと常に技術を向上させるために頑張っているのもさすがです。

 

▲診察室の風景②

 

 

自分で自分を治療できる
盲腸も自分で治しました

「自分で自分を治療できるっていうのが人とは違うところですかね。

風邪引いて熱が出たときも、自分で施術して治します。

病院行っていないのでわかりませんが、一番ひどい時で、盲腸だろうっていうお腹の痛みを治したことがあります。

うずくまらないといけないときがあったんですが『病院行かない』『自分で治す』って言って治しちゃいました。

4〜5日かけて自分で治しちゃいました。

患者さんいないときは横にならないとダメだったんですが、患者さんが来ると自然と痛みがなくなっちゃってたんですよね。不思議なことに。

痛みがなくなったのは集中力か何かわからないですけどね。

一般の方は真似しちゃダメですよ。

これは自己責任ってことでお願いします(笑)

 

体の変化の速さには驚きます。

症状が取れるっていうだけでなく、鍼を一本するだけで顔色がパッて明るくなるとか、皮膚がすべすべになるとか、お腹がふっくらして来るとか、体の反応の速さにはびっくりします。

あとは声も変わりますしね。

症状が変わらなくても、そういうところを見て体が良くなったから、今は変わっていないかもしれないけど、時間が経つと症状が良くなることが予想がつきます。

僕、治療が終わって『どうですか?』って聞かないんです。基本的に。

今は変わらないかもしれないけど、今は体が整ってこれから次第に良くなっていくので、様子をみてくださいっていっています。」

 

治療が終わって「どうですか?」って聞かないあたりが職人さんですよね。

しかし、盲腸を自分で治すってすごい。

そもそも、うずくまって立ち上がれない盲腸を自力で治すってできるんですね。

鍼灸、おそるべし Part2 です。

 

▲お灸で使う形にする前のもぐさ。

 

今後は後進の育成にも力を注いでいきたい

「何十年後かになるかもしれませんが、後進の育成に力を入れたいと思っています。
僕が入っている学会でも、手から手への指導っていうか、直接技術指導をして、一緒に実技をして『ああだよ、こうだよ』っていうことを主にやっています。

技術を将来未来につなげていくことをやっていきたいと思っています。

 

自分が納得いくような施術はまだできていません。

死ぬまで続けるので、技術はもっと伸びていくはずです。

整体とか、なんでも医療でもなんでもそうだと思うんですけど、簡単ではないですね。

それだけの志を持った人がいないって言ったほうがいいのかもしれません。

鍼灸を一生の仕事、鍼灸の職人としてやっていこうっていう人がそんなにはいないのかもしれません。

 

鍼灸師は変人が多いっていう噂があります。

最初は『気の流れ』って言っても誰も信用してないです。

でも、やっているうちに『あるんだな』っていうことに気づいた人が経絡治療をやっていけているんだと思います。」

 

やっぱり鍼灸を勉強し始めた人の中には「気」を信じていない人もいるんですね。

 

やればわかる

わかると治療できる

 

なんでもそうですが、ビジネスとして成立させるためにはこういう一線が必ずあるんですよね。

でも、納得している治療ができていないと言う渡邉さん。

その道を極めるのは、時間がかかりますよね。

 

▲診察室の風景③

 

 

病気は人生に大きな影響を与えます
どんな症状でも諦めずに相談してください

「人間っていうのは、元気なときと具合が悪いとき・病気のときは天と地ほどの差があると思います。

病気になって辛いときに、鍼灸を受けることによって、病気に悩んでいた人が元気になったとか、元気になって色々好きなことができるとか、子供を授かることができなかったけど授かることができたとか、楽しい日々を過ごしていけるかどうか、そういう風にその人の人生に大きな影響があって、自分の人生を大きく変えることができます。

東洋医学や鍼灸っていうのはそういう可能性があるので、どんな症状でも諦めずに相談して頂ければと思います。」

 

ちょっとハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、長年体のことで悩んでいるんだったら鍼灸に行ってみてもいいと思います。

「どこに行ったらいいかわからない」とか、「最初は不安」っていうのであれば渡邉さんが経営するはりきゅう清明堂、オススメです。

 

料金、施術内容はホームページから確認することができます。

はりきゅう清明堂ホームページ

 

施術を受けたいと思った方は、電話でお問い合わせください。

・TEL:0276-78-8588

 

住所:〒959-0266 新潟県燕市吉田文京町11-27

 

 

関連リンク

はりきゅう清明堂ホームページ

 

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山後マサキ

1980年5月生まれ。新潟県出身。
サラリーマン時代、システムエンジニアとしてシステム導入やサポートのため全国を飛び回る。
現在は「新潟発!地方発!カッコいい自分になろう!」をコンセプトに活動中。